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ベルギーでは何語で話すべきか -Belgium ベルギー2014-

いよいよベルギーの首都・ブリュッセル観光をする日がやってきた。
天気はブルージュでの寒さやアントワープでの曇り空とは打って変わり、青空。

Brussels2014town02

ブリュッセル観光の前に、ベルギーで出会った言語の問題について少し書き残しておこうと思う。
私は専門家でもないし、wikipediaで調べる程度しか知識はないけれど、現地で起きた出来事を残したい。
ベルギーは北部のフランダース地方と南部のワロン地方に分かれている。
そしてフランダース地方内にあるけれど『首都圏地域』として独立した地方になっているブリュッセル。
フランダース地方の公用語はオランダ語。
ワロン地方の公用語はフランス語。
ブリュッセルの公用語はフランス語とオランダ語。けれどフランス語を話す人が多数を占めている。
そしてベルギー全体としては、オランダ語とフランス語の他に、ドイツ語も公用語とされている。
そしてフランダース地方ではフラマン語。ワロン地方ではワロン語。
とその地方の言語を話す人たちもいるけれど、公用語とは認められていない。

ひとつの国でたくさんの言語が話されるようになるまでには、
ベルギーがひとつの国として成立するまでのいろいろな事情があるようだ。

ベルギー地方区分

旅行初日。
ブルージュに到着して観光案内所へ行ったときのこと。
ベルギーきっての観光地とあって、案内テーブルがいくつかあって、まずは整理券をもらう。
整理券発券機には言語を選ぶボタンがあって、英語・フランス語・オランダ語・ドイツ語・スペイン語etcとかなりの数あった。

番号が呼ばれて案内カウンターではお兄さんが笑顔で迎えてくれた。
英語で挨拶された後すぐに、私たちはどこから来たのかと聞いてきた。
フランスからだと答えると「フランス語の方が良いかな?」と、フランス語で説明を続けてくれた。
観光案内もほどほどに
「観光案内所で働いていると、複数言語話せるのは便利だね」などと話していると
「フランダース地方では、子供の頃から学校で複数の言語を勉強するからね。みんな最低でも4ヶ国語は話せるよ」
と笑顔で答えてくれた。
「それに比べてワロン地方は怠け者。フランス語とワロン語、自分たちの言語しか学ばない。。。あ、確認するけどあなたワロン地方出身ではないよね??」
とちょっと気まずそうにダーリンに聞いていた。

ゲントの"EXKi(エクスキィ)"では、店員のお姉さんにセットメニューの選び方を質問した際、何気なくフランス語で聞いてしまった。
はじめの挨拶はフランス語でしてくれたものの、私がフランス人でもワロン地方の人でもないと察すると
「英語でもいいかしら?フランス語はちょっと苦手で///」と恥ずかしそうな笑顔で英語で説明してくれた。

出発前に『フランダース地方では、フランス語で話しかけると挑発に値する』とか
『態度が冷たくなる』などというウワサも聞いていたけれど、
みんな良い人たちばかりだったしフランス語自体に偏見はなく、なんとなく拍子抜けした。
ただ観光案内所で垣間見たような、ワロン地方との溝は消えず、言語紛争という名の地域間でのわだかまりは続いているようだ。

ベルギー出発前に
「今回ボクたちの旅行する地域はフランダース地方。
ブリュッセル以外では英語で話せ。フランス語を話してはいけない」
と注意を払っていたダーリン。
ブリュッセルに到着して看板やレストランのメニューにフランス語を見つけたときは、ほっとしていた。

Brussels2014town01
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Comments - 2

ちぃめい

>ロク子さん

コメントありがとうございます。

ベルギーは小さな国だしフランスと雰囲気も似ているけれど、ベルギー人は本当に複雑ですよね。
そしてそれを隠さないというか、開けっ広げというか。

ブルージュはとても美しい街でした。
ぜひベギン会修道院を訪れてください。
ただ街全体は観光地色がたっぷりなので、お時間があればぜひゲントにも足を伸ばしてみてください。

2015-07-05 (Sun) 22:15 | EDIT | REPLY |   

ロク子

初めまして。ブルージュ行きを検討していて「はて、ブルージュでは何語を?」と思っていてこちらに参りました。

エントリを読ませて頂いて「なるほど(!)」でした。ご経験談を読むとガイドブックなどより感覚的にスコンと腑に落ちてくるものがあります。

わたしも同じような経験があります。
ロシアを旅したときにバレエ鑑賞で隣り合わせた方がベルギーの方で、「どこから来たの?」の会話から、いきなりというか、なんの脈絡もなく「ベルギーは難しい国なんだ、地方によって言語を話すからね。ある地方の奴らは働かないしさ」と始まって、ちょっと面喰らった事があります。

だいたい他の国の人と知り合うと、「あ、◯◯の国ね?、 ◯◯っていえば××が有名な国だね」など当たり障りない話をするものなのに、短い休憩時間の話でそんなで、どんなに深い溝なんだろうと思った次第です。

あ、長くなりました。失礼いたしました。

という事でブルージュではオランダ語か英語という事がわかりました。

2015-07-05 (Sun) 06:18 | EDIT | REPLY |   

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